BCDの選びかた

BCDなどの重器材は、お値段も張るものが多いので選択を失敗したくはないものです。

まずはBCDにはどんな種類があるのか確認しましょう。

フロントアジャスタブル(ショルダーストラップ)タイプ

レンタルのBCDでは主にこのタイプが多く採用されていますのですでにみなさんご存知のことと思います。胸元にバックルがついているタイプです。

このタイプのメリットは、ベルトの引っ張り具合によって、体に密着できることです。つまり色々な体型の方にある程度フィットしやすいBCDです。

また胸元のバックルを外せば、BCDを簡単に取り外せますので、レスキュー・ダイバー講習時の救助者役に適したBCDです。私も救助者役の時はフロントアジャスタブルタイプのBCDを使用します。(普段は使っていません)

バックフロートタイプ

日本ではあまり見かけないタイプのBCDです。海外ではよく見かけます。

こちらのタイプはなんといってもフロート(浮袋)の部分が背中にしかありません。

そのため、水中で平行姿勢をとりやすいと言われていますが、正直そこまでエアーを入れないので理論的にはどうなんでしょうか。ある程度入れれば背中だけが浮く感じになりますので、自然と水平姿勢になります。

こちらの最大のメリットは軽さです。特に海外でのダイビングの際に重量制限ギリギリといったときには役立つ軽さです。

逆に、フロート部分が小さいので浮力はあまりありません。

ジャケット(スタビライジング)タイプ

一部のイントラに絶大なる人気を誇っているBCDです。エアが背中から肩、腹部にかけて入ります。3つのタイプの中で最もフロート(浮力)が大きくなります。

また、ショルダーストラップがない形ですので、調整をする必要がなく、BCDの装着にかかる手間が減りあっという間に着用できます。

メーカーによっては水が染み込まない素材(ゴムボートに使われる素材)を使用して作られていて、ダイビング後、すぐに乾くので片付けも早く済みます。そして耐久性は一番です。

また、Dカンが非常に多く取り付けられているモデルもあります。

私が常用している(Reyson x-11)タイプのBCDです。

どのタイプのBCDがおすすめか?

レンタルBCDから自分のものを持つ際には是非ジャケット(スタビライジング)タイプのものをお勧めします。レンタル品とは違い調整する必要がないのはもちろん、SASのREYSON X-11やSUB-Xといったものはとても丈夫で長持ちします。そして何気に軽いです。せっかく買ったBCDがすぐに壊れてしまってはがっかりですよね。

鈴木潜水では一部器材ブランドの取扱店にもなっています。ご相談などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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